|
■四番として開幕スタメンに名を連ね、名実ともにカープの顔となった栗原健太。
しかし彼を待ち受けていたのは、華やかな活躍ではなく、大きな重圧だった。
勝負強さが求められる打順ながら、4月中旬までに挙げた打点はソロホームランによる1点のみ。
栗原の調子に合わせるように、チームも波に乗れない時期が続いた。
期待に添えない状況に責任を感じるとともに、改めて四番の重みを痛感した。
苦しみ抜いた時期を経て、栗原が得たものとは何だったのか。
シーズン前から早々に四番に指名され、満を持しての開幕となりました。しかし、なかなか結果が出ずに苦しみましたが、その原因を今はどのように考えていますか?
栗原「やはり、四番として打たなければいけないという気持ちの部分もありました。でもそれが全てというわけではなく、技術的な部分もあったと思います。両方が合わさって、悪い結果になっていたんじゃないかと。後は、打てない打席があったら、次の打席までに切り替えているつもりではいるんですが、どうしても何かしら考えて引きずって打席に入っていました。そうすると余裕がなくなってしまうし、変な球に手を出してしまったりストライクを簡単に見逃してしまったりして、悪い状態になっていました」。
その精神的な悪循環から、なかなか抜け出せなかったということですね。
栗原「切り替えをしているつもりでも、どうしても考えてしまいます。そうするとなかなか投手の方に自分から入っていけないというか、受け身になってしまうんです」。
|