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パ首位のライオンズ相手に敵地で連勝。その陰には西武ドームの半分を飲み込んだ、関東カープファンの「激」な応援があった。そんな頼もしき光景を見ながらイチ広島県民として、先日(5月23日)亡くなられたカープ黄金期を支えた伝説の名スカウトであり、広島商高の大先輩にもあたる木庭教(きにわさとし)さんの「広島イズム」をワレワレが受け継がなければと改めて心を震わせた。
日に日に夢の器の輪郭が見え始めた新球場。その姿を見上げ、今、多くの広島市民が未来のカープに夢を馳せている。今から半世紀以上も前の1957年、同じように建設途中の夢の器(現広島市民球場)を見上げ、木庭さんはスカウトとしてカープに人生を捧げる事を決意したという。
木庭さんと云えば、衣笠祥雄、三村敏之、高橋慶彦、山崎隆造、大野豊、達川光男、長嶋清幸、川口和久、高木宣宏、紀藤真琴、正田耕三さんらを見出し、初めてスピードガンを使ったスカウトとしても有名である。が、木庭さんの真の魅力とは、是まであまり光が当たらなかった、氏の「広島イズム」にあるとワタクシは思うのである。 |